私は、戸建分譲用地や事業用地の仕入れをメインとした営業を行っています。

初めて手掛けた案件は、当社の中では比較的小規模な5区画の住宅用地でしたが、もともと荒れ地であった場所で、日々着々と造成工事が進み、道路が整備され、1年も経たないうちに立派な家が建ち並びました。実際にその場所で幸せそうに生活する親子の姿を目の当たりにしたときの喜び・感動は今でも鮮明に覚えており、私にとって大切な原動力となっています。

不動産は、過去から現在へ引き継がれ、現在から未来へ引き継がれていくものです。そこに暮らす、そこで事業を行う人びとの「幸せのバトンリレー」をつなぐ陰の走者として、一つでも多くの「まちづくり」に関わっていきたいと願っています。

土地を仕入れてから販売するまでには、①測量、②設計、③許認可などのステップがありますが、社内には数多くの開発に取り組んできたプロフェッショナルが揃っていますので、「お客様に最適なプランは何か」、「開発上の課題をどのようにクリアするか」など壁にぶつかるたびに、的確なアドバイスが得られ、スピード感をもって案件を進めることができます。

入社当初は専門知識も乏しく、周囲で飛び交う言葉の意味は殆ど理解できない状況でしたが、先輩に囲まれながら必死に仕事と向き合っているうちに、いつのまにか知識が増え、自信が芽生え、一人で営業に行っても臆せず話すことができるようになっていました。

世の中に全く同じ不動産は存在しないため、毎日のように新しい学び・ノウハウを得ることができます。まだまだ周りに助けてもらってばかりですが、いつかはプロフェッショナルとして後輩に的確なアドバイスができるように、目の前の一つひとつの案件に全力を注いでいきたいと考えています。

私は大学時代から「まちづくり」に関心を持ち、地元・熊本に拠点を置くデベロッパーを志望しました。建物は時間の経過とともに劣化しますが、設備や内装、テナント構成を工夫することで価値を高めていける点に魅力を感じています。

実際に照明設備の改善に携わった際には、テナントの方から「明るくなって助かっている」と感謝の声をいただき、自分の仕事が役に立っていることを実感し、大きな喜びを覚えました。

こうした取り組みの積み重ねが建物の認知度や資産価値の向上につながることに手応えを感じています。今後は地域の方々と協力しながら、まちの未来をつくっていく仕事に力を尽くしたいと考えています。

福利厚生が充実しており、結婚・出産後も先輩が長く活躍している姿から、自分も安心して働き続けられると感じています。また、入社直後から人間ドックを受けることができ、年齢に応じて心臓ドックや脳ドックも追加されるため、妻も親も安心しています。また、有給休暇が取りやすく、家族や友人と日本各地へ旅行するなどプライベートも充実できています。今後も全国の『まち』を見に行き、楽しみながら仕事に役立てていきたいと思います。