街づくり事業部
下間雄介
【出身】慶應義塾大学 商学部商学科 卒
東証一部上場の不動産ファンド会社に入社。アセットマネジメントの仕事を経験。 その後、不動産ファンドに特化した会計事務所に転職。 2017年熊本にUターンで入社。企画職。
Q.仕事の内容を教えてください。
自社保有物件の管理・運用やアセットマネジメント業務。
自社保有物件(COCOSA・オフィスビル・雑居ビルなど)の管理・運用、アセットマネジメント業務として新規購入物件の収益性の評価・査定・事業計画の立案やファイナンスのアレンジを担当しています。例えばCOCOSAであれば、予算計画や売上・収益目標などの大きな方針を立案し、運用を任せているPM会社へ依頼します。目標達成に向け、PM会社からあがってくる提案に対しての意志決定をほぼ任されています。年間売上数十億円の店舗を任されているわけですから、熊本では大きな物件を任されているという自負はありますね。不動産運用やファイナンスを得意としているので、キャッチした物件情報に如何に付加価値を付けるのか?住宅地・マンション用地・商業施設の誘致などいろんなパターンを検討することで、事業化の可能性を高められていると思います。
Q.この仕事が好き!と感じた嬉しいエピソードはありますか?
手掛けた仕事が話題になる。
不動産デベロッパーの仕事で、東京と熊本の違いだなあと感じたのは影響力の差ですね。COCOSAの開業当時ですが、ある美容師さんから「COCOSAにはもう行きましたか?」と声をかけられたんです。自分の手掛けた仕事が、話題になるって嬉しいですよね。東京でもいろんな物件を手掛けてきましたが、あまり目立たないんですよ・・・。また、私たちが事業を進める上で、最も重要なのが土地の仕入れです。ライバル企業も多く存在する中、自分が立てた評価や事業計画・自分のヨミがピタッと当たり、物件の購入ができた時もうれしいですね。分業制ではなく、一気通貫で全てを任されることもやりがいに繋がります。入社して半年経ったころ、オフィスビルの購入(10数億円規模)・管理・バリューアップを任された時には、経営者のそばで仕事をするダイナミック感を感じました。
Q.南栄開発を選んだ理由を教えてください。
東京でのキャリアが生かせそうな唯一の不動産開発会社だったから。
東京では不動産ファンド会社などに勤務し、大型ビルの運用ノウハウを磨いてきました。しかし2016年に熊本地震が発生。思いがけない災害で呼び覚まされたのは、実家で暮らす両親との絆でした。東京で出会ったパートナーも熊本出身だったため、結婚を機に熊本へ帰ることを決意しました。熊本の中心地の再開発や、新しい複合商業施設を建てた話などを聞いていると、東京での仕事に関連性があると感じましたし、ここだったら将来的にもおもしろい仕事ができそうだなと思ったからです。熊本で同じような大型の不動産開発をしている会社が少ないことも決め手になりました。
Q.最後に就職活動生にアドバイスをお願いします。
熊本は人間味あふれるというかウェットな感じです。
私は大学から上京し、東京での経験は自分にとって貴重な経験です。でも最終的には熊本に根っこがあるんだと…。東京はドライでビジネスライク。プレッシャーもきつく、ストレスを感じながら疲弊していく人が多くいた印象です。毎月100時間以上の残業が当たりまえでしたから…。熊本は人間味あふれるというかウェットな感じですね。自宅も購入し、家族と食事をする。良い意味で余裕がありますから、本を読むなどインプットの時間も持てます。豊かだなあと実感します。